福井県立病院初期研修医 高橋和暉さん
(特進コース卒業・敦賀気比高校付属中学校出身)
福井大学医学部の6年間でやってきたこと
「今やるべきこと」と「今しかできないこと」この2つを常に意識してやっていました
例えば、勉強。医学科は非常にテストが多く、留年する人も多い学科です。そのため、どのテストも決して気を抜かずに取り組みました。臨床実習が始まってからは、国家試験の勉強にとどまらず、医師となって役立つ知識を先取りした勉強も行いました。
また、アルバイトにも精を出して取り組みました。大学時代のアルバイトはただお金を稼ぐだけでなく、社会勉強の意味は大きいと思います。そのため、飲食、運輸、レジャー関係などさまざまなアルバイトを経験し、多くの人と関わることができました。 ほかにも部活動や釣りや登山などの趣味、旅行などにも全力投球で臨みました。これらで築き上げた友人との絆は一生ものの財産だと思います。
気比高校のいいところ
気比高校のいいところといえば、やはり個別指導が充実している点だと思います。高校時代、僕は古文が苦手でとても苦労しました。そんな中、当時の教科担当の先生が自分用にテキストを準備してくださり、毎日添削と解説を繰り返してくださいました。おかげさまで、受験では得点源となるまで飛躍的に成長することができました。また、自習室がある点も大変魅力的です。受験直前期は精神的に大変な日々でしたが、自習室があったおかげで、クラスの仲間と互いに切礎琢磨し乗り越えることができました。普段は自習室で学習し、わからないことや不安なことは、先生が全面的にバックアップしてくださる。このように、気比高校ではこの上なく恵まれた環境で勉学に集中することができます。勉強と部活の両立です。大学に向けての勉強はもちろん大切ですが、やはり高校でしかできないことはやろうと努めていました。そのひとつが部活動です。私は硬式テニス部に所属し日々練習に励んでいました。部活で疲れきってからの勉強はきつかったですが、そこで身につけた体力は、受験期はもちろん医師となった今でも大きな財産となっています。
高校で頑張ってきたこと
勉強と部活の両立です。大学に向けての勉強はもちろん大切ですが、やはり高校でしかできないことはやろうと努めていました。そのひとつが部活動です。私は硬式テニス部に所属し日々練習に励んでいました。部活で疲れきってからの勉強はきつかったですが、そこで身につけた体力は、受験期はもちろん医師となった今でも大きな財産となっています。
今後の抱負
将来の目標は内科医となって臨床と研究の2足のわらじを履いた医師となることです。医療水準が進歩した昨今でも、原因や治療法がわかっていない病気に苦しんでいる方が数多くおられます。もちろん、目の前の患者を救う臨床にも興味があるのですが、そういった難病の研究を行い、治療法を開発し、現在のみならず未来の患者を救えるような医師になることが僕の人生の目標です。気比高校からは、福井大学医学部に進まれ医師になられた先輩が何人もおられ、本当に心強い気持ちで学ぶことができました。敦賀気比高校、または敦賀気比高校付属中学校で、是非、学び、私たちと同じ高い志を持って受験生の皆さんが進んでくれることを心から祈っています。