インターアクト


活動の紹介

インターアクトクラブとは

インターアクトクラブのINTERACTは、INTERNATIONAL ACTION(国際間の活動)の略称です。
その目的は、「奉仕と国際理解に貢献する世界的友好精神の中で、相共に活動する機会を青年男女に提供すること」となっています。
今では、世界の約110ヵ国に8,700クラブがあり、会員は20万人を超えています。世界各地で青少年が様々な奉仕活動を通して、国際理解や親睦の輪を広げています。
会員になるには、善良な性格と指導者の素質とを備えていて、高等学校に在学中の生徒または年齢が14歳から18歳までの人を対象にしています。
クラブの活動は、主に下記の2つのことを行う必要があるとされています。

1.学校ないし地域社会に奉仕すること。
2.国際理解を増進すること。

インターアクト 八つの目標

インターアクトの目標は奉仕と国際理解に貢献する世界的友好精神の中で相共に活躍する機会を青年男女に与えることである。

1.建設的な指導力を養成し、自己の完成を計ること。
2.他人に対する思いやりと、他人の力になる心構えを奨励し、これを実践すること。
3.家庭と家族の重要性に対する認識を涵養すること。
4.個人の考えを認める立場に立脚して、他人の権利を尊重する観念を養うこと。
5.個人的成功のためにも、地域社会の改善のためにも、更には団体としての業績を上げるためにも、各人がその責任を負うことがその基本であることを強調すること。
6.すべての有用な職業は社会に奉仕する機会であるとして、その品位と価値を認識すること。
7.地域社会、国家および世界の問題についての知識と理解を深める機会を提供すること。
8.国際理解と全人類に対する善意を増進するために個人として、または団体として、進むべき道を切り開くこと。

定期活動

1.保育園への訪問や、募金活動など。(期日は未定)
2.メーキャップ日には当番で受付に立ち、挨拶や応対などの練習をしている。

主な年間活動内容

4月
新入生への活動紹介と新入部員勧誘
ロータリー地区大会(京都)
5月
親子フェスティバル(手作りグラスアートの補助)
6月
クリーンアップふくい大作戦(松原海岸清掃)
会長幹事研修会(敦賀)
7月
海外研修結団式・事前研修会
特別養護老人施設での納涼祭
8月
海外研修(カンボジア)
9月
文化祭展示発表
10月
校内清掃奉仕
11月
インターアクト地区大会(滋賀)
12月
クリスマス会
1月
ダルニー奨学金(書き損じのはがきや使用済みインクカートリッジを集めた国際協力)
2月
卒業生を送る会
3月
新年度に向けての準備

海外研修(カンボジア)

日時地名場所内容
8月4日(日)ホーチミンホテル カンボジアーナ・ミーティング
8月5日(月)コンポンチュナン民際センター小学校・歓迎式典、受子金(予用品)贈呈式
・建物の修理補修活動
・交流会(踊り)
・ホームステイ
8月6日(火)コンポンチュナン民際センター小学校・建物の修理補修活動、記念植樹、お別れ会
プノンペン
バタンバン
キリング・フィールド
ストゥンサンカー ホテル
・見学
・シーマック歓迎パーティー
・シーマック朝礼参加
8月7日(水)バタンバンクリアン村小学校・交流会
・シーマック地雷除去見学
8月8日(木)シェムリアップアンコールパラダイスホテル
アンコールワット
・クメール料理ビュッフェディナー
・見学
トレンサップ湖 水上生活村
シェムリアップ空港
・船で見学
・市内観光
8月9日(金)ハノイハノイ空港・空港会議室にて反省会

海外研修レポート

 私はこの夏、海外研修でカンボジアに行ってきました。なぜこの研修に参加しようと思ったかというと、カンボジアは日本に比べると貧しい発展途上国で、今まで旅行で何度か海外に行ったことはあるものの、発展途上の国へは初めてで、現地のことを自分の目で直接見てみたいと思ったからです。また、私は将来海外で働きたいと思っているので、この研修はよいチャンスにもなると感じたからです。

 私が一番楽しみにしていたことは、村の小学校を訪問することでした。私たちが訪れるとみんなで歓迎してくれ、とても嬉しかったです。もちろん言葉は通じませんでしたが、私たちが一生懸命に身振り手振り現地の言葉を話そうとすると、彼女たちも一生懸命に聞いてくれました。言葉が通じなくても、コミュニケーションをとろうという気持ちが大切なんだなと実感しました。一緒に絵を描いていると、私の似顔絵やお花や象の絵を持ってきて、見せてくれました。そこにはすべてクメール語で私の名前を書いてくれていたので、とても嬉しかったです。

 5日間カンボジアに滞在した中で最も印象に残ったことは、水上生活村を船で見学したことでした。生まれて初めて見た光景に、何とも言えない気持ちになりました。

 私は日本という豊かな国でしか暮らしたことがなく、自分が貧しいと思ったことは一度もありません。同じ人間なのに住んでいるところが違うだけで、ここまで貧富の差があっていいものなのかと感じました。

 私一人ではこの現実を変えることはできませんが、将来できることがあれば、私の手で少しでも変えていきたいと思ったし、より多くの人にこの現状を知ってほしいと思いました。海外で働きたいと考えている上で、普段体験することのできないこれらの経験は、私にとって大変貴重なものとなったので、これからの生活に大いに生かしていきたいです。自分自身の世界観も広がり、大学生になったらボランティアをしたいという新たな思いも芽生えました。普段当たり前だと思っていることが、実は当たり前ではないのだということを改めて感じることができ、これからも日々の生活に感謝していきたいです。

 このようなすばらしい機会を下さったインターアクト委員会の皆様、そして顧問の先生方には大変感謝しています。そして8月4日が私の誕生日だったということで、最終日にお祝いまでしてくださり、とても嬉しかったです。18歳の誕生日にカンボジアで、素晴らしいインターアクトクラブのみなさんと過ごすことができました。この海外研修で学ぶことはもちろんたくさんありましたが、アクターのみなさんとの楽しい思い出もたくさんできました。どうもありがとうございました。

3年2組 R.I

近況報告

小児がん支援募金活動

2020年2月8日 アピタにて
2月15日の国際小児がんデーを知ってもたうため、
現在、小児がんと闘っている子供たちのために募金活動を行いました

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