第79回国民スポーツ大会レスリング競技会(於:滋賀県)少年男子フリースタイル65㎏級にて 敦賀気比高校レスリング部 1年 日浦璃毘兎 君が第2ピリオド8点差を反撃、残り8秒で見事逆転し、優勝を飾り、日本チャンピオンとなりました。また、同じく71㎏級で渡邉哲平君も 見事、3位に入賞しました。二人は気比高のポラリス(人々が目標とする北極星) たちです。


アテネで開催されたU17(アンダー17才)世界選手権60㎏級で銀メダルに輝いた敦賀気比高校1年進学選抜クラス 日浦璃毘兎君は、今回の国民スポーツ大会では65㎏級にエントリー、階級が上になると、相手がいずれも体重、筋力とも重くなり、圧倒的に不利になる状況にもかかわらず、準決勝までを順調に勝ち上がってきた。しかし、決勝では中に飛び込むことがなかなかできず、場外に押し出されるなどして、自分のレスリングができないまま、後半の第2ピリオドを迎えた得点差は8点というほとんど絶望的な状況の中で、残り1分あまりとなった時点で、起死回生のハイクラッチタックルが炸裂、さらには飛行機投げからのアンクルホールドも見事に決まり、一気に6-8と2点差に迫った。そして、残り8秒、再び日浦君のハイクラッチが炸裂。見事4ポイントを追加し、10-8の大逆転。まさに劇的な勝利を収め、65㎏級でも日本チャンピオンとなりました。金城監督、時岡教頭、のアドバイスを的確に体現できる身体能力の高さは彼の潜在能力の高さを物語っています。これからも応援、よろしくお願いします。

同じく、少年男子フリースタイル71㎏級にエントリーした3年特進コース 渡邊哲平君。まさに文武両道を実践する彼は、実力がありながら、インターハイでは獲得できなかったメダルを見事獲得した。準々決勝では、インターハイ3位の選手を相手に11-4と圧勝。見事に3位に入賞した。

日浦君と渡邉君、学年は違えど、いつも同じマットで互いに練習に励んできたからこそ、つかみ取った栄冠。これからも、皆さんの応援をよろしくお願いします。


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