2025年4月7日令和7年度敦賀気比高等学校並びに敦賀気比高等学校付属中学校入学式が校門のしだれ桜が満開のもと、厳かに行われました。


敦賀気比高等学校・付属中学校新入生あわせて233名に対し、徳本理事長からは、気比高校、付属中学校で過ごす3年間、6年間は皆さんの頭脳や身体や心情が大きく成長する大変密度の濃い時間となるので、どうか学業や学校生活を大切に思い、充実した生活を送ってほしい。そして、学校の教育は教育を受けるという立場だけではなく、皆さんが教育の主体となって豊かな学校生活が送れることを祈念して皆さんの入学を心からお祝いする。という告辞がありました。また、古谷学校長からは、高校は記念すべき40回目、付属中学校は38回目の入学式に、大きな夢と高い目標を実現するためにみなぎる意欲を持って臨んでいることと思う。今年度開学40年目を迎えるが、本校が積み上げてきた文武にわたる実績は 多くの人から高い評価を受けており、皆さんにはその伝統を受け継ぎ、更なる発展の担い手として期待している。そのために、本校の建学の精神と校訓をしっかり理解してほしい。本校の目指す人物像を掲げているのが建学の精神であり、人間尊重と個性伸張を柱に、知・徳・意・体の調和の取れた人材の育成を謳っている。夢、目標は違っていても互いに認め合い、そのうえで一人ひとりがそれぞれの持ち場で精一杯努力する。そのような人物に育ってほしい。そうすれば自分ばかりでなく、人の幸せにも、みんなの幸せにも貢献できるものと思う。では、そのために、毎日の学校生活をどのように過ごせば良いのか。言うまでもなく、生徒の本分は、まず勉強である。授業は真面目にひたむきに。部活動は明るく情熱を持って取り組んでください。その際の心構えを示しているのが「時習、自律、慈愛」の校訓である。「時習」とは、これからいろいろなことがあり、うまくいっても、失敗しても、それは一時のこと。ひとつひとつを教訓に次に備えてほしいということ。次に「自律」、自らを律するということ。自分の感情をコントロールしてください。いかなる場合にもどれだけ冷静にかつ適正に対応できるかが成否の大きな鍵となるということ。そして「慈愛」、いつくしみ愛するということ。人間は生まれも育ちも考え方も性格もすべて違う。人と接するときは常に相手のことを思いやってください。人間関係の基本である。そして建学の精神の最後の一節。「師弟共に学び励む学園」とある。生徒と教員が一体となって夢や目標の実現に向けて取り組んでいる。今日から皆さんもその一員である。お互いに協力して頑張りましょう。という式辞が贈られました。高校を代表して久保田君が、付属中学校を代表して横山君が、それぞれ力強く誓いの言葉を述べてくれました。

     


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