進学コース

新たなチャレンジで未知の自分と出会おう

部活動を頑張りながら、大学・短大への進学を目指すとともに、来年度からは、従来の教養コースの内容も盛り込み新たに
「技能開発専攻」として県内外への就職を目指す人たちをサポートし指導します。
一般専攻・美術専攻・中国語専攻、技能開発専攻の4つの専攻に、令和6年度から新たに「探究専攻」が加わります。生徒の皆さんは、5つの専攻から自分に合った専攻を選び、個性伸長を図ります。また、「進学選抜クラス」では文武両道の中でも、より学習に力を入れ、大学等への進学を目指します。来年度から新しく加わる「技能開発専攻」では従来の教養コースの内容を主とし、ExcelやWordなど企業で求められる情報処理の基礎を学んだり、工業系、商業系の学習に取り組んだりします。

一般専攻
◇進学コースは「探究専攻」「一般専攻」「中国語専攻」「美術専攻」「技能開発専攻」の5つの専攻から原則自分が学びたい専攻で学びます。
◆「探究専攻」は県が行っている「プレゼン甲子園」に参加し、プレゼン力を養成し、アントレプレナーシップ・プログラム「高校生RING」に取り組み、一人ひとりが新しいビジネスプランを考えることを通して「この世界にない、新しい価値の創造」を体験し、年度のまとめとして自分たちの取り組みを論文にまとめます。
◇「一般専攻」は5教科を中心に学び、文武両道を目指します。
◇「技能開発専攻」は「Excel(エクセル)」「Word(ワード)」「PowerPoint」が活用できる力を養成し、就職に役立てるようにします。
◇学習を中心とし、大学等への進学意欲が高く、選抜クラスで学習したいという希望者の中から「進学選抜クラス」を1クラス設け、県模試対策講座などの学習対策を実施していきます。
国公立大の推薦入試、私立大の文系を目指します。(国公立大の一般入試や私立大の理系への進学を希望する人は、「特進コース」で学びましょう。
◇進学選抜クラス以外のクラスでは「リフレ数学」「リフレ英語」という科目で、週に1時間、中学校での学びの振り返りを行い、基礎力を身につけていきます。
美術専攻
◇「美術専攻」はデッサンの実技指導を中心とし、美術表現の力を養成します。
◇美術の基礎から、マンツーマンに近い形で丁寧に指導をします。
◇美術大学など、進学に向けたサポートを行います。
◇美術系学校に進学を希望する人以外に、美術の基礎、デッサン力をつけていきたいと思う人も、専攻で学びながら、放課後は美術部に所属し真剣に取り組むことで、基礎力を養成することができます。
◇美術専攻では、マンツーマンに近い形の指導となるため、12人程度の人数までを想定しています。
中国語専攻
◇「中国語専攻」は中国語の基礎を学び、中国語検定などの受検をしながら、会話力を身につけます。
◇県内の普通科高校で唯一中国語を学ぶことができます。
◇3年間の専門科目の中で、中国語の基礎を学習をします。
◇中国語を学んでいる高校生には、難関大学から指定校推薦での枠が与えられます。中国語検定を高校で受検しながら、真剣に中国語を学び、大学での学習に対応できる生徒を中国語専攻として推薦していきます。

進路実績(過去5年間)

国公立大学
筑波/敦賀市立看護
私立大学
青山学院/日本/法政/武蔵野美術/立教/京都産業/京都精華/同志社/立命館/龍谷/関西/甲南 他
私立短期大学
仁愛女子/華頂/嵯峨美術/龍谷/武庫川女子 他
就職
警察官/消防官 他

卒業生メッセージ

令和5年3月卒業 近畿高等看護専門学校在籍 石倉楓栞さん(敦賀市立気比中学校出身)

私は中学生の頃から将来の夢が決まっていたのでその夢に近づくことができるように日々の勉強に力を入れてきました。同時にダンス・チア部に所属して部活動にも手を抜かずに取り組みました。頑張りたい気持ちはどちらもとてもありましたが勉強、部活動の両立が難しい時もありました。しかし、テストで自己最高点数や目標としていた点数が取れた時、ダンスの大会で3位を取ることができた時や甲子園で応援チアをすることができた時とたくさんの喜びや思い出ができていくうちに、辛いこともあるけどこれからも頑張ろうと思えるようになりました。この三年間で取り組んできたことや得たことはこれからも自分の強みになり自信につながると思います。
【専門学校の生活】
 今、私は看護専門学校に通っています。3年間という短い期間で国家試験合格を目指すことや毎日の勉強や演習は大変ですが看護の専門分野を学べることで看護師という夢の実現に近づいている気がして嬉しいです。どう接したら患者さんが過ごしやすい環境が作れるのか、どうしたら安心して治療を受けられるのか、などと結論を出すことに難しいこともたくさんありますが立派な看護師になれるように日々がんばっています。
【気比高校のいいところ】
 私がよかったと感じていることは、先生方がとても親身になって指導してくださること。卒業後の進路選択のためにさまざまなパンフレットが置いてあったり、進路の情報が多いこと。自分が行きたい学校が決めやすいことや実際に大学や専門学校の関係者の方が来てくださり学校の概要を教えてくださる授業があったことです。私自身も分野は決めていましたがどの学校にするかは決められていませんでした。しかし、大学などの関係者の方の話や担任の先生などの話を聞いてそれぞれの違いや特色を知ることができ、進路を決めることができました。
【今後の抱負】
 4月から看護専門学校に入学し、国家試験合格や技術取得のために日々がんばっています。入学してから、人を救う仕事に就くことはやはり簡単ではないこと、たくさんの努力が必要なことを改めて感じています。まだまだ始まったばかりですが、自分で決めたこの道を自分らしく進めるようにこれからも頑張っていきたいです。
 私にとって高校生活は一瞬でした。高校生の時にしかできないこと、高校生だからできることをたくさん経験できたことは今も心に残っています。一生で三年だけの短い高校生活ですが、全力で楽しんでほしいです。是非、皆さんも、気比高校に入学して充実した高校生活を送ってください。
【プロフィール】
石倉楓栞(ふうか)さんは、令和5年3月に敦賀気比高校進学コース(3組)を卒業、看護の道を志し、学業とダンス・チア部の両立を果たしながら、「海ゴミゼロプロジェクト2022in敦賀」大比田海岸清掃ボランティア,「つるがおもてなし隊」市内清掃ボランティアなどのボランティア活動にも意欲的に取り組み、ダンス・チア部では副部長も務められていました。周りからの信頼も厚く、3年間欠席もほぼなく、今回、忙しい中にもかかわらず、快くコメントをくださいました。

カリキュラム

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