養護教諭の坂本理香先生が名古屋大学大学院博士後期課程で博士号(心理学)の学位を取得(福井新聞より)

本校養護教諭の坂本理香先生が名古屋大学大学院博士後期課程で博士号(心理学)を取得されました。仕事の合間や休日に研究や論文執筆に取り組み、14年かけて目標を達成されました。1986年に養護教諭に着任当時からメンタル面で保健室に来る生徒は多く、難しい問題では対応に困ったり、知識不足を感じたりしておられ、また保健室に来ない生徒の生活習慣なども知りたいと思っておられました。2009年に名古屋大大学院教育発達科学研究科に入られ。高校の休みなどを利用して月2回ほど大学に通われ、放課後、名古屋に行って研究し、勤務のため翌朝に敦賀に帰ることもあったそうです。博士課程の修了に必要な単位を取得して退学された後も11年間研究を続け博士の学位取得に必要な論文を仕上げられました。論文はA4判158ページ。「高校生の生活習慣とその規定要因および心理的健康との関連」のタイトルで、アンケートやインタビューの結果をもとにまとめられました。家族と食事をする共食と1人で食べる孤食についての考察や、自尊感情がないとメンタル面を良好に保つことができないことがある―などと提言されています。坂本先生は福井新聞での取材に「教授に熱心に指導してもらったり、周りの先生にアドバイスをもらったりして、ここまでたどり着くことができた」と振り返り、「研究で得た知識を普段の生徒との対話で生かし、学校で毎月1回のペースで出しているほけんだよりで伝えていきたい」と話しておられます。

福井新聞より

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