今年度も最終月となりました。どんな1年だったでしょうか?心身ともに健康な生活を送ることができましたか?健康なこころと体を作るには、規則的な睡眠や、バランスのとれた食事、ポジティブな気持ちなどが大切です。しかし、日頃から気をつけていても、病が突然襲いかかることもあります。ケガをすることもあります。治療のために授業や部活動に参加できなくなったら?それまでの人生が一転するとしたら…?

同年代の競泳の池江璃花子選手の白血病公表は私たちに大切なことを教えてくれています。

今の私の率直な気持ちです

今の私の率直な気持ちです

@rikakoikee-2月13日(池江璃花子さんツイッターより)

昨日から沢山のメッセージありがとうございます。ニュースでも流れる自分の姿に、まだ少し不思議な気持ちにもなります。そんな中で皆さんにどうしてもお伝えしたく、更新させていただきます。皆様からの励ましのメッセージの中に「骨髄バンクの登録をした」「輸血、献血をした」など、沢山の方からメッセージを頂きました。私だけでなく、同じように辛い思いをしている方達にも、本当に希望を持たせて頂いてます。

私は、神様は乗り越えられない試練はあたえない、自分に乗り越えられない壁はないと思っています。もちろん、私にとって競泳人生は大切なものです。ですが今は、完治を目指し、焦らず、周りの方々に支えて頂きながら戦っていきたいと思います。

しばらくの間、皆様に元気な姿をお見せすることができないかもしれません。そしてしばらくの間、私も皆様と同じく応援側に回ります。引き続き、トビウオジャパンの応援、支援、そして沢山の様々なスポーツの応援、支援を宜しくお願い致します。

改めて皆様のメッセージとご協力に心から感謝致します。必ず戻ってきます。

池江 璃花子

「必ず戻ってくる」という信念に満ちた心強いメッセージ。ショックや悲しみを抑えきれないファンが逆に励まされている感じです。自分のことで精一杯で当然の状況の中で、ファンや仲間への感謝の気持ちや思いやり、気遣いを持ち続ける姿勢には脱帽します。そして彼女は医療界でも大きな功績をあげました。

「白血病私も力に」-池江選手応援 ドナー登録急増(中日新聞 2019年2月19日)より抜粋

―競泳の池江璃花子選手が白血病であることを公表して以降、治療法の一つの骨髄移植に関心が集まり、ドナー(提供者)登録する人が急増している。中部6県では公表翌日の13日から17日までの5日間で新たに523人が登録し、通常の1ヶ月の3倍を上回った県もある。池江選手と同世代の登録も増えており、「自分にできることを」と支援の輪が広がっている。―(中略)

福井県はこの間25人が登録。通常は1ヶ月平均7人の3.5倍にのぼった

バンク推進役「若者に届いた」

「これまで登録が伸び悩んでいた若い人たちにも、骨髄バンクのことが伝わっている手応えを感じる」

「関心を寄せてもらい、ありがたい。手続きを確認し、よく考えて登録してほしい」と呼びかけている。

詳細・問い合わせは 日本骨髄バンク

骨髄移植や末梢血幹細胞移植は、白血病や再生不良性貧血などの病気によって、正常な造血が行われなくなってしまった患者さんの造血幹細胞を、健康な方の造血幹細胞と入れ替える(実際はドナーから採取された造血幹細胞を点滴静注する)ことにより、 造血機能を回復させる治療法です。(日本骨髄バンクHPより)

(なお、池江選手が骨髄移植が適応となるタイプかどうかは明らかにされていません。)

人生には病気以外にも様々な困難があります。そんなとき、池江選手のように自分を信じ、他者にも思いを巡らすことのできる力があれば、必ず乗り越えることができると思います。

これを保健室から卒業する皆さんへのはなむけの言葉と致します。

池江璃花子選手の一日も早いご回復を祈って。

あなたのセルフコントロール力(自制心)は強い?弱い?測定してみよう!

  • ■まったく当てはまらない:1点
  • ■当てはまらない:2点
  • ■どちらともいえない:3点
  • ■当てはまる:4点
  • ■よく当てはまる:5点
Q1 誘惑に負けてしまうことがよくある
Q2 悪い習慣を身につけて苦労していることがある
Q3 怠け者だ
Q4 言わないほうがよいことを言ってしまう
Q5 自分にとって悪いことでも面白ければやってしまう
Q6 衝動的な方だと周りから思われているようだ
Q7 身の回りが片付いていない
Q8 もっと自己修養ができていたらと思う
Q9 楽しいことや面白いことがあると勉強が仕上げられなくなる
Q10 なかなか集中できない
Q11 長期の目標に向かって物事を効率よく進められない
Q12 悪いとわかっていてもやめられない場合がある
Q13 全ての代案を検討せずに行動することがよくある
Q14 人が話すのを中断させてしまう
合 計

結果の判定は

*引用文献「週刊東洋経済 2015/10/24号~特集:「教育」の経済学」東洋経済新報社*

○結果はどうでしたか?セルフコントロール力弱っ…とがっかりした?それはネガティブ思考の影響かもしれません。

そして、セルフコントロール力はどうすれば磨かれるのでしょうか?

日本の高校生は謙虚すぎ?? 7割「自分はダメ人間」

日本の高校生は謙虚すぎ??
7割「自分はダメ人間」

(2015年9月28日付中日新聞より抜粋)

◆調査は米国、中国、韓国と協同で実施した。「とてもそう思う」「まぁそう思う」の合計

「自分の希望はいつか叶うと思う」➡➡米国、中国、韓国は80%超えた。日本は67.8%

「私は人並みの能力がある」➡➡米国(88.5%)、中国(90.6%)。日本は55.7%

「自分はダメな人間だと思うことがある」➡➡米国(45.1%)、中国(56.4%)、韓国(35.2%)。日本は72.5%

◆日本の高校生は外国に比べてネガティブ思考の割合が突出して高いことが判明した。要因として3つあげられる。

  • ①自信をつける体験がない。
  • ②独りだと自己評価基準がゲーム、勉強、スポーツしかない。
  • ③大人が子供の評価に多様な価値観を持たないために褒められない。

■A高校で自尊心、自己効力感と生活習慣について調査しました。やはり、生活習慣が重要みたいですよ!

1.起床と就床の時刻をだいたい一定にする、朝食を規則正しく毎日とる、睡眠時間が不規則にならない ようにする、寝る時はスマホを枕元から離す、ベットでTVを見たり読書しない、リラックスして就床するなど睡眠習慣のよい人は自尊心や自己効力感が高い。

2.インターネット依存度が高い人は自尊心が低い。(使用時間はあまり関係ない。)

3.運動部に加入している人は自尊心や自己効力感といったポジティブ思考が高く、逆に自己悲観(自信のなさ、低い自己評価)、対人憂慮(人間関係に対する不安や苦手意識)、身体的訴え(頭痛、腹痛などの体調不良)といったネガティブ思考に関する得点は低い。「運動部加入」「文化部加入」「加入なし」の3群の比較で、運動部の人が心身の健康状態がより良好であるということが言える。また、睡眠習慣についても運動部の人の方が睡眠時間を多く確保し、生活リズムが整っていて、良好な生活習慣を維持している傾向にある。

さて、何はともあれ、まず生活習慣を整えてみませんか?違う自分に出会えるかも・・・・・