さあ、夏休み!
とはいっても、補習に部活、宿題…。毎年「ひょっとすると、普段より忙しいかも。」という声を少なからず聞きます。
他方では「毎日ぐうたらして」「髪の色が変色して」「昼も夜もわからず」時差ぼけ状態で新学期を迎える人も…いろんな意味で二極化が進む夏休みですが、「生活習慣」「体力」「気力」「外観」の維持に努めてください。
どうぞよろしくお願いします。
高1性教育講話(7月6日) 性で傷つく前に…
~これだけはしっておいてほしい~
愛育病院副院長・産婦人科医の鈴木秀文先生にお話いただきました。
高1 の皆さんの感想を紹介します。
ぼくは性はちょっと恥ずかしいと思っていました。でも、今回、鈴木先生にとても重要な話が聞けてよかったです。特に印象に残っているのは性器の病気についての話です。
講話を聞く前から少し知っていました。でも写真を見たとき想像をはるかに超えていました。写真について鈴木先生が話をしている時、爆笑している人がいましたが、なんで笑えるのか不思議でした。性器の病気について知っているようで、全然知らないことばかりだったので講話が聞けてよかったです。今回の講話で性についての意識が変わりました。
スライドの最初で赤ちゃんが生まれた時のお母さんとお父さんのうれしそうな笑顔がすてきで、感動しました。お母さんが痛い思いをしてぼくも生まれてこれて、今があります。
これからは中途半端な気持ちで性と向き合ったり女性に迷惑をかけないように人生をおくっていこうと思います。(6組 男子)
相手を思いやる気持ちが大切だとわかりました。そして、相手も自分のことを思ってくれているのかを知ることも大切だと分かりました。もし、赤ちゃんができてしまったとき、赤ちゃんを産むか産まないかで人生が決まってしまうし、赤ちゃんを産まなかったとき、ひとりの人間を殺してしまうことになってしまいます。人が傷つくような性的なことは絶対にしたくないし、されたくもないです。(5組 女子)
性行為で病気に感染する場合もある。それで子どもができたとしても、赤ちゃんにも病気が感染する。感染した場合、お母さんのお腹の中から出てきた時には体が真っ赤にやけど状態になっていて、死亡率は30% (5組 男子)
女の人は自分で自分の体を守らなければいけないと感じました。男の人も、女の人のことを考えてほしいと思います。子どもができたら育てられないのは男の人もわかっているはずです。(7組 女子)
やっぱり、一番大切なことは心が大人になることだと改めて感じました。生まれるとき、一番死に近いときいて驚きました。自分だけでなく、他の人にも迷惑をかけることがあるということを忘れてはいけないと思いました。(1組 女子)
性に関して今後知りたいこと(2組 女子)
結婚して自分や相手にお互いに感染させてしまうようなウイルスをもっていないか調べることはできるのか?
→できます。お互いにきちんと調べて、診断書の交換をする場合もあります。これが本来のマナーですね。
夏休み中に治療を済ませましょう。歯科・視力・各種検診結果を確認してください。
- ①内科検診
- ②高1・中1の各種検査の結果(心電図、血液検査)
- ③検尿について治療や検査が必要な人には、お知らせの用紙をお渡ししています。
- ④視力
- ⑤歯科検診(虫歯、歯肉の病気など)については、三者懇談の時に該当者にお渡しします。
お知らせをもらった人は、早めに受診し、新学期には、ベストコンディションでお会いしたいですね。
高3の皆さん、夏休み中に麻しん(はしか)の予防接種をして下さい!
現在、まだ、6割にも達していません。100%達成が目標です。
中1は100%達成しました。ご協力ありがとうございました。
就職や進学先で、はしかの抗体検査を求められることがあります。
抗体がないと、自費で予防接種を受けることになり、自己負担額は1万円程度です。
今だけ無料の予防接種です。この予防接種は希望制ではなく、受けることは義務に近い予防接種です。先進国ではしかの予防が十分でないのは日本だけ。日本だけでなく、世界でまん延を止めようと画策している病気です。はしかの予防接種を受けることは、もはや地球人としての任務!?みんなのため、そして自分自身のために、必ず受けて下さい。
1年生のみなさんは、小学校から中学校への大冒険のはじまりの時でしたが、冒険は順調ですか?
2年生ははじめて後輩が出来て、中学生としての自覚を新たにしたことでしょう。
3年生は高校に向けての第一歩を踏みだし、最高学年としての責任も大きくなりました。
夏休みも部活や補習で気が抜けませんが、心と体のコンディションを整える大切な時間です。日頃、読みたくて読めなかった本を開いたり、家族と旅行などに出かけたり、長い休みならではの楽しみを見つけてください。
1年生対象 教育講演会「思春期は第二の誕生」(6/25(金))
~敦賀短期大学教授福永信義先生~
思春期は「子どもから大人への移行期・過渡期」と呼ばれていて、生まれてから、小学生までの変化以上に様々な心と体の変化を迎える時期です。
福永先生の「第二の誕生」という表現は思春期の特性をズバリ、示しています。思春期の入り口は小学校5・6年~中学1年くらい。心理学的には思春期は青年期前期にあたり、体の変化や心の変化が盛んで、不安が入り交じり、以前は「青年期危機」と言われ、この時期にはみんなが不安定で心と体のバランスをくずしやすいように言われてきました。
しかし、最近では多くの中学生、高校生はこの時期を特に問題なく、有意義に過ごしていることがわかっってきました。親との関係や異性に関する悩み、学習や将来への不安など問題は次々とおとずれますが、一つずつ、ていねいに解決していけば、何も恐れることはありません。
「第二の誕生」は生まれ変わるチャンスでもあります。なりたい自分をイメージしてそれに近づくようにいろんなことにチャレンジしたり、努力を重ねる日々はこれからの人生にかけがえのない宝となるでしょう。
福永先生からの皆さんへのメッセージ。大切に心に留めてください。
毎年、虫歯がすくなく、学校歯科医の岸先生・吉光先生にほめていただいています。
今年はなんと、付属中生で虫歯のある人は3年生に3人だけでした。1・2年はゼロ。
小さいときからの習慣が活きています。歯の健康は食習慣をはじめとする生活習慣、健康に関する意識が大きく影響します。
また、現在はもちろん、みなさんがお母さんのお腹にいる時からお母さんが栄養に気をつけて下さったこともあるかもしれません。
昼食後に歯みがきをしている人はあまりいないようですが、小学校からのよい習慣はぜひ続けて欲しいと思います。
★夏休みもきちんと歯みがきして下さいね★
食育月間(5月24日~6月19日)には食に関する様々なイベントを行いました。
各教科では関連学習として、実験でアイスクリームを作ったり、食に関する書写をしたり。
高校1年生対象の「食の出前講座」では栄養士の先生に食事のバランスガイドを中心に専門的なお話とすぐに実践できる方法を教えていただきました。
食について興味や関心をもってくれたでしょうか?また、全校(高校のみ)生徒の皆さん対象に食に関するアンケートを行いました。
- ①「食の出前講座」に先がけて、講師の先生に本校の傾向をお伝えする。
- ② 本校生徒の食習慣や意識の実態を知り、食育の充実を図る。
などを目的としています。
「心」と「体」に関する項目もあり、回答するのに苦労した人もいるかもしれません。
ご協力ありがとうございました。
アンケート項目はこちら
です。
今回は、「食」に関する項目についてのまとめをお知らせします。
保護者の皆さんと一緒にぜひ、ご覧ください。
【調査結果の概要】
1.家で朝食をほぼ毎日食べる…88.3%
| 本校(2010) | 福井県(2009) | サーベイランス(2006) | 東京近郊(2006) |
| 男子 | 83.2% | 87.9% | 91.2% | 87.0% |
| 女子 | 86.3% | 90.6% | 93.2% | 80.5% |
※福井県・・・・「福井県の高校生の生活実態調査(2009) 福井県高教研保健部会」
※サーベイランス・・・・「児童生徒の健康状態サーベイランス事業(2006) 文部科学省」
※東京近郊・・・・「東京近郊の高校生400人に聞く 現代高校生の食生活、家族で育む食」(2006) 農林中央金庫」
全体でみると、9割弱の生徒が、ほぼ毎日、朝食を摂取している。欠食は学年が上がるほど増加し、3年では、15%の生徒が食べない日が多かったり、食べる習慣がない。
主な欠食理由は朝起きるのが遅く、時間がなかったり、食欲がないことであり、前日の就寝時刻や、夕食や夜食の摂取状況との関連が考えられる。また、福井県全体、全国サーベイランス等と比較すると、本校の摂取率は若干低いが、本校と東京近郊の質問は、「家で」食べているかという条件付けをしており、登校中の車の中や、登校後に食べるという者は含んでいない。また、寮生は寮での食事を家での食事とみなしていないことが考えられ、全体として低い数値となった可能性がある。
2.朝食を家族全員で食べる家庭は2割。約4割の生徒はひとりで朝食を食べている。
「東京近郊~」の調査結果でも朝食の孤食は4割程度で、一致している。この調査では孤食の理由も確認しており、家を出る時間が違うといった家族との生活時間帯の不一致が主な原因だったとしている。
3.昼食は親の手作り弁当派が圧倒的多数
全体で見ると8割の生徒は親などに作ってもらった弁当を持参している。自分で弁当を作っている者は3年女子の16.8%が最も高く、他の学年ではごく僅かである。購買の弁当、パンの利用が実際より少なく感じるが、単数回答のため、最も頻度が高いものをあげているものと思われる。
4.家でほぼ毎日夕食を食べる生徒…96.7%、孤食、ひとりの食卓は比較的少ない
学年が進むにつれ、家で食事をする頻度が減少する傾向にある。
5割の生徒の家庭では家族全員がそろって食事をしている。他方で、「ひとりで」夕食を食べる生徒が全体では13%存在し、学年が進むにつれ増加している。3年女子2割弱の生徒がひとりで夕食を食べている。
ひとりで夕食を食べる生徒の割合
| 本校(2010) | 福井県(2009) | サーベイランス(2006) | 東京近郊(2006) | 本校(2009) |
| 男子 | 13.8% | 37.6% | 41.1% | 31.0% | 36.8% |
| 女子 | 12.3% | 32.6% | 32.6% | 23.5% | 33.1% |
質問が異なるため、比較は困難だが、本校(2010)と東京近郊は「夕食を誰と食べることが多いか」と問い「ひとりで」と回答した数をあげ、その他は「夕食をひとりで食べることがあるか」と問い、4択の「よくある」「ときどきある」の合計を示している。本校(2009)と福井県、サーベイランスとの比較では男子はひとりで食べる割合が低く、女子はその逆である。東京近郊と本校(2010)との比較では大きな差異があり、夕食をひとりで食べている生徒は少ないと言える。
5.間食の殿堂はやはりスナック菓子、2位ジュース類、3位アイスクリーム
間食をとる時間帯は帰宅後、夕食までの間と、夕食後、寝るまでの間にピークがある。
内容はスナック菓子が他を大きく引き離して首位。ジュース類はほとんどの生徒は500mlまでにとどまっているが、1リットル以上飲む生徒が若干いる。一方で、フルーツ、牛乳、チーズ等栄養を考慮した内容の食品をとっている生徒もいる。
6.「いただきます」「ごちそうさま」を言う習慣~約7割
食事の前後についての挨拶については7割程度の生徒が習慣として身につけている。
近年、孤食や個食の増加とともに挨拶の習慣の消失がみられ、かつ、先行研究では、自己肯定感と食事前後の挨拶との有意な関係性を明らかにしているものがある。すなわち、挨拶ができている者ほど自己肯定感が高く、できていない者ほど、自己肯定感が低い。
「いただきます」「ごちそうさま」という、食事前後の挨拶が習慣化されている背景には、食卓に家族がそろい、食事中のコミュニュケーションがとれ、食行動に関するしつけがなされているといった親の子に対するモニタリングが適切であることが推察され、そのことが、自己肯定感の育みに影響を及ぼしていると考えられる。
7.食事について、結構、考えて食べている
食事で気をつけていることは、1位「主食を毎食食べるようにしている」2位「野菜、くだものをたくさん食べるようにしている」3位「嫌いな食品も残さず食べるようにしている」で、食事のバランスや栄養を考えて食べている様子がうかがえる。
8.テレビと会話の賑やかな食卓。でも、ケータイも外せない人、1割強。
後述の食事中のマナーとも関連するが「食事中、テレビは消す」は死語になりつつある!?
テレビの内容に関しての家族間のコミュニュケーションが主流なのかもしれない。
「携帯で話す、メールする」人14.2%、「だまって食べているだけ」10%が気になる。
9.食事に関する手伝いをしている生徒は女子9割、男子6割。
何もしない生徒が全体でみると3割弱いるが、多くの生徒が配膳や、調理、後片付けに参加している。
10.食事中のマナーのしつけ第1位は「食卓に肘をつかない」
「はしを正しく持つ」「好き嫌いをしない」がこれに続き、「食事中は携帯電話を使わない」という注意もよくされている。その他、「ご飯は左、汁物は右など正しい配膳の仕方」「ひとりが食べ終わったら“もっとあがり”と言う」など伝統的なしつけが継承されている家庭もある。
11.食事は家族みんなで食べたい!52.5%
「誰と食事をするのが楽しいか」では「家族全員」がだんとつ1位である。これは、先行研究調査の「東京近郊の高校生~」の結果と大きな差異がある。「東京~」では75%が「友人と食べるのが一番楽しい」と答えており、家族全員の選択肢はなく、次点が母親50.28%、次に父親の40.3%である。
本校調査では友人は35.6%で2位である。都会と地方の環境の違いもあるのかもしれない。
いずれにしても、家族全員での食事を楽しいとする状況は好ましい傾向だと捉えられる。
12.「賞味期限・保存期間」にはうるさい。しかし、真の安全性は?
食品を購入する時に気をつけていることでは、「賞味期限や保存期間」には敏感だが、食品添加物や食品の流通ルートなど食の安全性には疎い、あるいは無関心な傾向がうかがえる。
狂牛病や、鳥インフルエンザ等、世間が騒げば気にするが、喉元過ぎれば気にしない?
13.女子はダイエット、男子は「料理の作り方」への関心が高い
意外にも男子の多くは料理の作り方に興味がある。「カロリーやダイエット」への興味は顕著な性差があり、女子は高い関心があるが、男子は低い。
栄養については男女とも中等度の関心を示し、おいしい食べ物、おいしい店の情報への関心も高い。
安全性についてはここでも意識が低く、安全性はともかくおいしいものが食べたいようである。
14.「食育」~聞いたことはあるような、ないような・・・・
食に関連することで、聞いたことがある項目は「食育」が37.8%でトップ。「食料自給率」が29.8%と続く。家庭科や社会科等の教科で学習した項目か。
食品群についての知識は「食生活指針」「食育基本法」等の行政の施策は知名度が低い。
小中学校時の給食での学習成果であると思われる。
15.98%の生徒は食を大切なものと認識している
「食はあなたにとって大切なことですか?」
「あまり思わない」「思わない」生徒は2%。そう言いきる根拠を知りたい・・・・
【調査票作成、および考察における引用・参考調査研究等】
○「東京近郊の高校生400人に聞く 現代高校生の食生活 ~家族で育む「食」 農林中央金庫 2006」
○「福井県の高校生の生活実態調査 福井県高等学校教育研究会 2009」
○「樋口善之、松浦賢長 大学生における自己肯定感と生活習慣との関連に関する研究福岡県立大学看護学部紀要 1,65-70,2003」