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教育相談室発行 第10号

借金は怖い!!

借金は怖い!!

皆さん、調子はどうですか?今回もまた、「睡眠」に関する話題をお伝えしたいと思います。

そこで取り上げたいのが、『最高の体調』という本です。この本の中で、著者である鈴木 祐 氏は「たった30分の寝不足の蓄積が、脳に大きな影響を与えることもある。」と書いています。

毎日の「ちょっとした寝不足」というのは、脳が働いた分の報酬としての「睡眠」を払わないという意味で、睡眠の量を借金したと考えられます。

例えば、1日1,000円の借金をすれば、1ヶ月で3万円、1年で36万円、10年で360万円という具合に増えていくというのです。最初のうちは「何とかなるさ」と気軽なものですが、やがては「返せと言われても・・・」といった身動きができない状態になってしまいます。これと同じことが睡眠不足でも起こり、これを鈴木氏は「睡眠負債」と書いています。

起きているときには、脳はそれなりのダメージを受けます。「体や脳がなんらかのダメージを受けたとき、免疫システムが反応し、有害な刺激を取り除こうとする。」わけですが、このときに起こるのが、「炎症反応」(風邪をひくと熱が出るのと同じ変化)です。

長期にわたって「炎症」が続くと、脳と体が受けたダメージを修復する時間はなくなり、処理されずに残った疲労やストレスは、少しずつ体を破壊します。そして最終的には、手のつけられないほど深刻な炎症状態となり、さらには、心疾患やうつ病などの重大な症状として現れてくるのです。

では、どのような睡眠を取るのがよいのでしょうか?これについても鈴木氏は、カリフォルニア大学の実験結果を引用して、次のように書いています。

  • ①睡眠時間の平均は、1日7~9時間(この範囲内でないと、体内の炎症マーカーが激増する)
  • ②夜中に何度も目が覚めてしまうような場合も、体内の炎症は増える

また、スタンフォード大学の研究から、専門家の意見が一致した「良質な睡眠」の目安は次の4つだそうです。

  • ①眠りに落ちるまでの時間が30分以内
  • ②夜中に起きるのは1回まで
  • ③夜中に目が覚めた場合は、20分以内に再び眠ることができる
  • ④総睡眠時間の85%以上を寝床で使っている(昼寝や通勤通学電車内での居眠りなどの合計が15%以内)

皆さんの睡眠は、これらの条件に当てはまりますか?「ちょっと心配だ」という人もいると思いますが、睡眠を改善し「良質な睡眠」を得るアイテムとして、「耳せん」と「アイマスク」が効果的だそうです。

特に、「耳せん」と「アイマスク」を同時に使うと、睡眠中のストレスホルモンが下がり、逆にメラトニン(睡眠をうながすホルモン。この他に、解毒作用や老化の原因といわれる活性酸素を中和する働きもある。)の量が増えていきます。

また、どうしても継続した睡眠時間がとれないという人は、「昼寝」をするのも効果的だそうです。NASAが空軍のパイロットを対象にした実験で、1回40分の昼寝でパフォーマンスが34%も改善し、注意力は100%、つまり完全回復したという結果が出ています。

実際に40分も昼寝をするのは大変です。そこで、15~20分の昼寝の直前に1杯のコーヒーを飲む「コーヒーナップ」という方法を紹介します。

これは、コーヒーを飲んでから20分程昼寝をするという方法です。睡眠によるリフレッシュ作用にコーヒーのカフェインの刺激が組み合わされて、リフレッシュ効果を高めるそうです。皆さんも一度試してみてはどうでしょうか!?。

スクールカウンセリングのご案内

来月は、次の日程でスクールカウンセリングを行います。

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※ スクールカウンセラーの先生のご都合で、日程が変更になることがあります。あらかじめご了承ください。

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