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教育相談室発行 第6号

「中だるみ」にご用心!

「中だるみ」にご用心!

皆さん。今年の夏休みはどうでしたか?この「こころの天気図」を見た皆さんは、これから始まる「気比校祭」に向けて大忙しなのではないかと思います。また、少し環境が変わことが刺激となって「やる気」が出て、今までやったことのないことにも挑戦していると思います。こうした皆さんの姿を見ていると、普段の授業では見られない積極的で創造的な姿(これは、これからの学校教育で目指そうとしている「主体的、対話的で、深い学び」を実践している姿)であり、非常にうれしくも頼もしくも思え、同時に、これから始まる授業でもこのような姿であってほしいと願ったりもしています。

さて、2学期は「中だるみの時期」といわれることがあります。特に気をつけてほしいのが、2年生の皆さんです。いうまでもなく夏休みは授業がありませんので、規則正しく生活するとか、コツコツと学習に励むことに対する気が緩む時期です。こうした時期を過ごした後ですから、学校生活に対する取り組み方に「やる気」が持てず、ついついダラダラとした生活が続き、思っていたような成果が上げられないという結果になるのです。

では、どのようにしたら「中だるみ」から逃れることができるのでしょうか。そもそも「中だるみ」というのは、勢いがなくなることです。別のいい方をすれば、何かをしている間に、心の張りがなくなったり心が折れたりして、「やる気」が失せてなくなった状態だともいえるでしょう。この「中だるみ」の原因が「心の張りがなくなった」ことであるならば、「集中力を高める」ことができればよいと考えられます。

そこで、「集中力を高める」には「リラックスする」ことをお勧めします。何事にも緩急が大切であり、心の張りがなくなったと感じたら、それは緊張が続いている証拠ですから、その緊張を解いて弛緩することが必要なわけです。

例えば、15分ほど昼寝をする(目を閉じて静かにしている)とか、手を屈伸するなどのストレッチや、首や肩(肩甲骨)周辺を大きく動かしてみるとよいでしょう。時には好きなことをして、思いっきり汗をかいてみるのもいいと思います。

さて、「中だるみ」の原因が「心が折れた」ことによるものだったら、どうしたらよいのでしょうか?「心が折れた」と思ったら「新しい目標を見つける」ことをお勧めします。何か失敗したり、何かに挫折を感じることは多々あることですが、ここで大切なことは、自分には能力がないとかできないと考えてしまわないことです。「同じレールの上にいては成功しない」ということを意識して、なぜ失敗したのか、なぜ挫折したのかを考え、前向きに行動する事が必要だと思います。

『キリンビール高知支店の奇跡』という本があります。かつてはビールの売り上げでトップを走っていたキリンビールは、1990年代に入り売り上げが落ち込み、中でも高知支店は「お荷物」といわれるような状況になったそうです。高知支店が業績を回復したきっかけは、「たっすいがは、いかん!」(高知の方言で、「味気ないのはダメ」といった意味です)というキャンペーンでした。これは、皆さんにはわからないと思いますが、当時はすっきりした味わいのビールがもてはやされていましたが、これを高知の人は「水っぽくて飲み応えがない」と感じていたのです。そこで高知支店では、そうではないビールを積極的に提供したのです。そして、この方針転換によって業績がよくなったのです。

このことから気づいてほしいことは、必殺技のようなテクニックはないということと、自分自身の強みを生かすということです。そのためには、失敗したり挫折したりしても、そこでの努力を見直して、自分は何ができたのかを確認することです。できると思うことを地道に積み上げた先に、あなたの新しい成功への道があるのです。 (K)

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