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教育相談室発行 第8号

もしかして「不眠症」ですか?!

もしかして「不眠症」ですか?!

みなさん、1日の睡眠時間はどれくらいですか?右のグラフは、厚生労働省がおこなっている「国民健康栄養調査」の結果の1つです。これを見ると、1日の睡眠時間が6時間未満の人の割合が増え続けて、2015年には過去最高の約4割に達しています

また、今年の7月に寝具メーカーの「東京西川」が、全国の男女を対象として、インターネットによる睡眠に関する意識調査を行ったそうです。すると、「睡眠の質」に関して「満足」と答えた人が31.8%と少なく、睡眠に関して何らかの不満を感じている人が7割もいるという結果が出ました。

さらに、「東京西川」の調査では、「睡眠の質」の他に、「寝つき」や「日中の眠気」に関する調査も行い、国際的な基準に照らし合わせて「不眠症」に当たるかどうかの分析も行いました。この結果を見ると、「心配なし」と判断された人の割合は32.5%しかなく、「疑いあり」が49.3%、「疑いが少しある」が18.2%となりました。このことは、国民の大部分が不眠症ではないかと疑われるということを意味します。特に注目すべき点は、この傾向は若年層ほど顕著であり、「疑いあり」だけでも30代では58.5%、20代になると61.1%にも達しています。

この調査では、こうした睡眠不足の原因はどこにあるのかも調べられており、そこには性別による特徴が見られました。具体的には、男性は「仕事」が最も多く、次いで「健康状態」でした。一方、女性は「家事」・「育児」・「仕事」が主な原因でした。

これは全体的な傾向ですが、これを20代に限って分析すると、「就寝前に携帯電話、メール、ゲームに熱中する」ことで睡眠時間が確保できない、つまり、ここに上げたICT機器の利用によって十分な睡眠が確保できていないという実態がうかがえるのです。

ここで、もう一度みなさんにたずねたいと思います。あなたは十分に睡眠をとっていますか?もし睡眠がとれていないとしたら、その理由は何ですか?たぶん、先ほどの調査と同じような傾向が現れるのではないかと思います。

そして睡眠不足は、第7号でも書きましたが、記憶を整理することに関してよくない影響を及ぼし、結果的に精神状態を不安定にする危険な兆候です。秋の夜長に、本に親しんだり、映画や音楽に触れるのもいいのですが、今一度睡眠の大切さについて考えてみてください。「健康な生活は、よい睡眠から」という言葉もありますよ。

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